スーディー君が、白川郷のお土産屋さんで購入してくれた物のご紹介。
小物はスーディー君が選んだもの。食べ物はわたし。
スーディー君、お土産屋さんでなぜかお酒のボトルが並んだ棚の前でウロウロウロウロしていた・・・・
あの男はあそこで一体何やってるんだ・・?
と、思いながらも、わたしは離れたところで色々見て楽しんでいました。
そして、こちらにやってきて
『お酒をを購入してみる!』
と、言い出した。
『はぁ?お酒飲まないのに?』
意味わからず少し店内でボソボソ声であーだこーだと揉めました。
どうしても購入してみたいようだったので、仕方ないのでミニボトルで手を打ちました。
さっそく帰宅して、日本酒を開けてちょびーっとだけ飲んでみたスーディー君。これだけ一緒にいてお酒を飲む姿を目の前で初めて見ました。
しかし、
『う~ん、こりゃ全然飲めないよ!』
と、渋い顔。
『どれどれ、わたしにもちょびっとだけどんな味なのかちょうだい』
『だめ!絶対にだめ!あなたは絶対にだめ!』
『ねぇ、ちょっとだけ?一口。』
『ダメだね。あなたは少しでも飲んだらダメだよ。お酒だけは絶対に許さないよ!』
と、ボトルを脇に抱えて離さない意気込みらしい。
やっぱりね!!!女性はお酒の購入、飲酒、販売も禁じる法律があるお国の男だけあるな~ですよ、まったく特にスーディー君は考えが古い方なので余計に!ですね。
『家だし味見するくらいいいのにね!飲んでる女性だっているんじゃない?』
『それは、わたしは知らない。他の人は関係ない。あなたはわたしのだからダメだね。』
なんじゃそりゃ。まぁ、いいですよ。そこまで反対されてどうしても飲みたいという訳でもないですし。
でも、ちょっとイジワルしてやろうと思ってスーディー君がトイレに行ってる間にお酒を片手にもってふたを開けて飲んだふりして待ってたんです。
それを見たスーディー君、めっちゃ慌ててこっちに向かってきた!
『おい!バカヤロー!飲んだの!?ねぇ!飲んだの!?今すぐ口洗ってきて』
って、騙されてる~♪
『冗談だよ~!飲んでないよ~』
『本当に?じゃあ口開けて』
『いいよ、あ~ん』
わたしの口内の匂いをチェックし始めた!
『やっぱり!!!お酒飲んだね!匂いがする!』
って、おい!飲んでないのにわたしの息は酒くさいのか!
2回目クンクン。
『あ、何もしない、飲んでないね』
なんじゃそりゃ。1回目は思い込みだったのね。
思い込みって恐ろしいですね........
結局、その日本酒は二人とも飲まないから冷蔵庫に眠ったままです。やっぱりミニボトルにして正解でした。
S.A
Source: カラマ・スッタブログ~異国人同士で歩む道