人生2回目のスリランカ空港に到着です。
到着するまでにあまりに時間がかかり、トイレで自分の顔を見た瞬間びっくり。信じられないくらい老けこんでいるよ。この歳にもなると、疲れが顔にすぐ出てしまって困ります。体も腰も痛いし足のむくみも…いや全身のむくみがすごい。あ、これはただ太ってるからだった。
今から、夫の家族と顔を合わせるというのにこんな顔ではいけない…と思い、化粧でごまかそうとしたところ
トイレ掃除のスリランカ女性がずっと同じ場所で立っておりニヤニヤして鏡越しでこちらを見てくるのです。
疲れていたけどとりあえず笑顔で返しやり過ごしたけれど、あまりにずっと見てくるので化粧がやりずらいったらありゃしない…なんだか落ち着かないし、違うトイレに行こう!と決めて、そこから少し離れた場所のトイレに行くと、またもやトイレ掃除の女性がニヤニヤしてこちらを見てくるのです。
そしてその女性は、「日本人ですか?」と英語で声をかけてきた。わたしは、「はい、わたしは日本人です。」と答えると、「何処に泊まるの?ホテル?」と聞かれたので「いいえ、わたしは夫がスリランカ人なので夫の家族の家に泊ります」と言うと「スリランカを楽しんで」と言ってくれたので「ありがとう」と言う風に会話が流れました。 そして、最後にその女性は「わたしはお金がありません」と訴えてきました。
ホラきたな、やっぱり。
まぁ、それを言いたかったんだろうとなんとなく予想はついていたので、さほど驚きもしません。
ここでもやはり化粧を落ち着いて出来るわけもなく、
夫に理由を話すと呆れて違うトイレにまた移動。
そしたら、トイレ出入り口にもう既にスタンバっている女性がおりました。もうヤメヤメだー。諦めましたよ。
そして、ベルトコンベアでスーツケースが流れてきているので取りに行こうとしたら、我先にとわたしたちのスーツケースをササッと勝手に取り上げてカートに乗せようとするおじさんが…夫は呑気にありがとう!と言ってるけどおじさんが欲しかったのはやはりお金。夫は、まさかお金をもらおうとしてやってたとは思わなかったと…。スリランカ人なのに日本の生活にすっかり慣れてしまってそういうのを見極めるアンテナがなくなってしまったようだった。わたしはすぐにお金が欲しいからやってる!と気づいたのに。
空港に到着して早々、カネカネカネの人達と出会って心底うんざりの気分でした。
スリランカという途上国じゃなくても、アメリカでもお金を取ろうとししてくる人はいましたし、どの国でもそういうのはありますが良い気分はしませんよね。
皆様もお気をつけて。
Source: カラマ・スッタブログ~異国人同士で歩む道