母とKさんがレストランに行った時の話しです。
食事中、Kさんは母に唐突に
「実は…あなたは、わたしのタイプではないんですよ」
と、言い放った。
母は、そのまさかの言葉に驚いた。そして、後から一気に不快な感情が押し寄せてきた。でも、その感情はグッと抑えて
「じゃあKさんはどんな女性がタイプなんですか?」と、質問した。
するとKさんは、「わたしねぇ…実は面食いなの♡」と言い、そして続けて、「あ!でもね、今は見た目より中身で選んでますからねぇ」と答えたのだった。
母は、"それってわたしの容姿はタイプじゃないし、可愛くないって言ってるようなものじゃない?"と、内心腹を立てていたものの、その場の雰囲気が悪くなるのも嫌だったので冷静を装って何も言わなかった。
ADHDの症状には「失言」がある。
Kさんは悪気はなく、あくまでも「本心を言ったまで」ということなんだろう。でも、それは時に人を傷つけてしまう。
母は、ここのところずっとKさんの行動と発言に振り回されていて、出会った時よりだんだんとそれが激しくなっていると言っていた。
婚約したものの、入籍はどんどん遠ざかっているような気がする。
おわり
Source: カラマ・スッタブログ~異国人同士で歩む道