「押さないでください!ここはお寺ですよ!」
これは、わたしの心の叫び。
夫と、義弟と、夫と同い年である親戚と一緒に、スリランカの都市であるキャンディにやってきました。キャンディって可愛い名前。CandyじゃなくてKandy 。街全体が、世界遺産になっていて好きな場所です。
しかし、この日は生憎の天気。空はどんより雲で覆われていました。
夫の実家からここkandyまでは距離があるので、気軽に来ることが出来ません。それがちょっと残念ではあります。
正直に言うとこの時のわたしは、やっと家から離れる時間を持てるぞー!と、開放的な気分になっていました。
Kandyにある代表的なお寺といえば仏歯寺。
日本のお寺とは違う装飾で異なる雰囲気ですが、とても素晴らしいお寺です。また此処に来れて嬉しい。
此処へくるのは2回目ですが、スリランカ人はもちろんのこと、外国人の観光客もたくさんいてお寺の中は自分のペースでスムーズに歩ける状況ではありませんでした。
仏歯が祀られている祭壇に捧げる花はお寺に入る前に購入。しかし、祭壇の前は大渋滞!人が溢れていて花を捧げようにも近づけすらしない。
床には、座って熱心にお祈りをしているスリランカの人たちもいました。
どうやらわたしたちが到着した時間は、たまたまなのですが、いつもは閉じられている祭壇の扉が開く時間だったようで、特に人が溢れていたのではないかと思います。
床に座っていた人たちも突然立ち上がり、それを見ようと必死に祭壇の前へ前へと行こうとするので、危ないったらありゃしない。
みなさんここはお寺ですよ!仏教徒であるなら、煩悩に打ち勝ってこそ仏教徒ではないんですか!?自分の見たいという欲だけのために人を押し合うという危険な行為ははやめましょう!という気持ちでいっぱいだった。ಠ_ಠ
結局わたしはというと、前に背の高い人がいて何も見れなかった…。
夫がわたしの動画撮影用のカメラをもって腕を精一杯上に伸ばし撮影してくれていたので、それには多分うつっているはず…。まだ確認しておりません。
花は義弟が上手いこと人と人の間をすりぬけて祭壇に供えてくれました。自分で捧げたかったけれど、こればっかりは仕方ありません。
一度でいいから、人が居ない時にお寺の隅から隅までのんびりゆっくりと見てみたいなぁ〜
今日はここまで。読んでくださってありがとうございました!
Source: カラマ・スッタブログ~異国人同士で歩む道