初めてスリランカの花嫁衣装を見た時、一目見た瞬間すんごく綺麗〜!と感動したのを覚えています。こんなに綺麗な伝統的な花嫁衣装があるんだ!と。
スリランカのドレスは、サリーをキャンディアンスタイルにアレンジしたものらしいです。  
 まさかその花嫁衣装をわたしが着る事になるとはッ!人生って生きてると本当に何が起こるか分からないものだな〜とつくづく思いました。この歳になってもまだ尚、予想してなかったことが起きたりします。
 衣装のサイズ合わせの日。衣装のデザインは、夫とお義母さんと夫の兄と兄の奥さんが決めてくれたものです。わたしには一切知らされず、いつの間にか勝手に衣装が決まっていました。花嫁が衣装を選ばないなんて!!!
せっかくの花嫁衣装だし勝手に選ばれちゃ困る!って不満に思う人きっと多いですよね。わたしも勿論そうです。でも、わたしにこれが一番似合うだろうって家族が選んでくれたその気持ちが嬉しいというのもあります。
だけどね、やっぱり他にも試着してみたかったなぁ…そう夫に気持ちを伝えると、あなたにはあれが綺麗!あれが一番だった!と力強く推してくるのです。あれが一番ってどれも試着して見てないのに分かるのね?
なんだかここにいると、自己主張を前もってガンガンしてかないと色々と勝手に決められるような気がしてきました。
 衣装は、お腹回りのお肉がはみ出てしまう(わたしの場合)見せる衣装なので、だいぶ恥ずかしい…
夫が言うには、スリランカ人女性はお腹がはみ出してたって気にせず着てる人がたくさんいるし、そんなのは全く問題はないし誰もそれについて気にしないよと。たしかに、そうだ。その点ではスリランカの寛容さが有り難い。
衣装は、くすみのない真っ白な花嫁衣装です。
試着の時も人が集まってきてちょっと恥ずかしい気持ちでしたが、着てみると凄く綺麗な衣装で嬉しかったです。客観的に見て選んでもらった衣装は、意外に自分で選ぶものより良かったのかも?しれません。
今日はここまで。
読んでくだって有り難うございました。

Source: カラマ・スッタブログ~異国人同士で歩む道

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